【2024年最新】マンガの1巻あたり平均部数ランキング!100万部超え作品を集めて比較してみた

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売れているマンガって、面白いですよね。

ただ、一言に売れているといっても長く売れ続けたマンガもあれば、瞬間的に一気に売れたマンガもあって、売れ方は様々です。

例えばこち亀DEATH NOTEを比較すると …

発行部数こち亀 ( 全201巻 ) DEATH NOTEのアイコンDEATH NOTEのアイコンDEATH NOTE ( 全12巻 )
累計1億5650万部3000万部
1巻あたり平均78万部250万部

こち亀 = 長く売れ続けたマンガ

DEATH NOTE = 短期間に一気に売れたマンガ

というのが、よく分かります。

「累計発行部数」のランキングはよく見るのですが、その指標だとDEATH NOTEみたいなマンガは下位になりがちです。

こうしたマンガこそ上位にくる指標がないか…ということで、「1巻あたり平均部数」のランキングをまとめてみました。

目次

「1巻あたり平均部数:100万部超え」の全104作品

この記事では「全作品いっせいに」ランキングにしましたが、別記事では「10年毎に区切って」ランキングにしています。年代毎に考察も加えていますので、是非ご覧ください。

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【2024年最新】1巻あたり平均部数ランキングをソートできるテーブルにしました。年代別考察も。 「1巻あたり平均部数」が100万部を越える作品を年代別にまとめました。各年代の1位は デビルマン ( ~1970年代 ) / DRAGON BALL ( 80年代 ) / SLAM DUNK ( 90年代 ) / 進撃の巨人 ( 00年代 ) / 鬼滅の刃 ( 10年代 ) でした。
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「1巻あたり平均部数ランキング」記事における算出方法 「1巻あたり平均部数ランキング」記事を作成するにあたって、どのように平均部数を算出したかの考え方を示しました。

95位タイ:はだしのゲン ( 中沢啓治 ) 100万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプなど ( 集英社 / 1973 – 1987 )
  • 巻数:汐文社版10巻 / 完全版7巻 ( 版多数のため抜粋 )
  • 累計発行部数:1000万部
  • 1巻あたり平均:100万部 ( = 1000万部 / 10巻 )
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95位タイ:アオハライド ( 咲坂伊緒 ) 100万部

  • 掲載誌:別冊マーガレット ( 集英社 )
  • 巻数:13巻 ( 2011 – 2015 )
  • 累計発行部数:1300万部
  • 1巻あたり平均:100万部 ( = 1300万部 / 13巻 )
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95位タイ:リアル ( 井上雄彦 ) 100万部

  • 掲載誌:週刊ヤングジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:15巻 ( 1999 – 連載中 )
  • 累計発行部数:1500万部
  • 1巻あたり平均:100万部 ( = 1500万部 / 15巻 )
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95位タイ:花の慶次 -雲のかなたに- ( 原作:隆慶一郎 / 漫画:原哲夫 ) 100万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全18巻 ( 1990 – 1993 ) / 文庫版10巻 / 完全版15巻 ( 徳間書店 ) / 新装版18巻 ( コアコミックス )
  • 累計発行部数:1800万部
  • 1巻あたり平均:100万部 ( = 1800万部 / 18巻 )
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95位タイ:MASTERキートン ( 脚本:勝鹿北星・長崎尚志 / 漫画:浦沢直樹 ) 100万部

  • 掲載誌:ビッグコミックオリジナル ( 小学館 )
  • 巻数:全18巻 ( 1988 – 1994 ) + 番外編1巻 ( キートン動物記 ) / ワイド版9巻 / 完全版12巻

続編:MASTERキートンReマスター ( 脚本:長崎尚志 / 漫画:浦沢直樹 )

  • 掲載誌:ビッグコミックオリジナル ( 小学館 )
  • 巻数:全1巻 ( 2012 – 2014 ) / 豪華版1巻
  • 累計発行部数:2000万部
  • 1巻あたり平均:100万部 ( = 2000万部 / (18巻+1巻+1巻) )
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95位タイ:あしたのジョー ( 原作:高森朝雄 / 作画:ちばてつや ) 100万部

  • 掲載誌:週刊少年マガジン ( 講談社 )
  • 巻数:全20巻 ( 1967 – 1973 ) / 文庫版12巻 ( 版多数のため抜粋 )
  • 累計発行部数:2000万部
  • 1巻あたり平均:100万部 ( = 2000万部 / 20巻 )
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95位タイ:テラフォーマーズ ( 原作:貴家悠 / 作画:橘賢一 ) 100万部

  • 掲載誌:ミラクルジャンプ ⇒ 週刊ヤングジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:22巻 ( 2011 – 2018(休載中) )
  • 累計発行部数:2200万部
  • 1巻あたり平均:100万部 ( = 2200万部 / 22巻 )
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95位タイ:ワンパンマン ( 原作:ONE / 作画:村田雄介 ) 100万部

  • 掲載サイト:となりのヤングジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:29巻 ( 2012 – 連載中 )
  • 累計発行部数:2900万部
  • 1巻あたり平均:100万部 ( = 2900万部 / 29巻 )
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95位タイ:沈黙の艦隊 ( かわぐちかいじ ) 100万部

  • 掲載誌:モーニング ( 講談社 )
  • 巻数:全32巻 ( 1988 – 1996 )
  • 累計発行部数:3200万部
  • 1巻あたり平均:100万部 ( = 3200万部 / 32巻 )
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95位タイ:七つの大罪 ( 鈴木央 ) 100万部

  • 掲載誌:週刊少年マガジン ( 講談社 )
  • 巻数:全41巻 ( 2012 – 2020 )
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続編:黙示録の四騎士 ( 鈴木央 )

  • 掲載誌:週刊少年マガジン ( 講談社 )
  • 巻数:14巻 ( 2021 – 連載中 )
  • 累計発行部数:5500万部
  • 1巻あたり平均:100万部 ( = 5500万部 / (41巻+14巻) )
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  • 備考:シリーズ累計の発行部数でしか発表されておらず、まとめて算出
    • 前作からの変更点:タイトル・主人公

94位:ガラスの仮面 ( 美内すずえ ) 102万部

  • 掲載誌:花とゆめ ⇒ 別冊花とゆめ ( 白泉社 )
  • 巻数:49巻 ( 1976 – 2012(休載中) )
  • 累計発行部数:5000万部
  • 1巻あたり平均:102万部 ( = 5000万部 / 49巻 )
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92位タイ:WORST ( 高橋ヒロシ ) 102.9万部

  • 掲載誌:週刊少年チャンピオン ( 秋田書店 )
  • 巻数:全33巻 + 外伝1巻 ( 2001 – 2013 ) / 新装版21巻
  • 累計発行部数:3500万部
  • 1巻あたり平均:102.9万部 ( = 3500万部 / (33巻+1巻) )
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  • 備考:クローズは別作品扱いとする ( タイトル・主人公が異なるため )

92位タイ:うる星やつら ( 高橋留美子 ) 102.9万部

  • 掲載誌:週刊少年サンデー ( 小学館 )
  • 巻数:全34巻 ( 1978 – 1987 ) / ワイド版15巻 / 文庫版18巻 / 新装版34巻
  • 累計発行部数:3500万部
  • 1巻あたり平均:102.9万部 ( = 3500万部 / 34巻 )
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91位:黒執事 ( 枢やな ) 103.0万部

  • 掲載誌:月刊Gファンタジー ( スクウェア・エニックス )
  • 巻数:32巻 ( 2006 – 連載中 )
  • 累計発行部数:3400万部
  • 1巻あたり平均:103.0万部 ( = 3400万部 / 33巻 )
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90位:YAWARA! ( 浦沢直樹 ) 103.5万部

  • 掲載誌:ビッグコミックスピリッツ ( 小学館 )
  • 巻数:全29巻 ( 1986 – 1993 ) / 文庫版19巻 / 完全版20巻
  • 累計発行部数:3000万部
  • 1巻あたり平均:103.5万部 ( = 3000万部 / 29巻 )
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日刊エブリースポーツ記者の松田は、ある日、ひったくり犯人を見事な巴投げで投げた少女を目撃する。彼女の名は猪熊柔。過去に全日本柔道選手権を五連覇した猪熊滋悟郎を祖父に持ち、卓越した柔道センスを身に付けた女子高生である。しかし、彼女の願いはあくまでも“普通の女の子”。そんな彼女に祖父・滋悟郎は、オリンピックでの金メダル、さらには国民栄誉賞を目指せというのだ

小学館HPより

柔道模様と恋愛模様が交互に、あるいはミックスして描かれる様子は、往年のドラマの雰囲気がして面白かったです。

MONSTER以降の浦沢直樹はミステリ・サスペンスばかりですが、是非またスポーツものも読みたいです。 ( もう描かない気がしますが… )

恋愛模様はじれったい展開が続くのですが、主人公が可愛いのと強いのとで読み進めていきました。

最近ようやく電子書籍が解禁されました。是非オススメしたいです。

89位:今日から俺は!! ( 西森博之 ) 105万部

  • 掲載誌:週刊少年サンデー増刊号 ⇒ 週刊少年サンデー ( 小学館 )
  • 巻数:全38巻 ( 1988 – 1997 ) / ワイド版19巻 / 文庫版18巻
  • 累計発行部数:4000万部
  • 1巻あたり平均:105万部 ( = 4000万部 / 38巻 )
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88位:【推しの子】 ( 原作:赤坂アカ / 作画:横槍メンゴ ) 107.7万部

  • 掲載誌:週刊ヤングジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:13巻 ( 2020 – 連載中 )
  • 累計発行部数:1400万部
  • 1巻あたり平均:107.7万部 ( = 1400万部 / 13巻 )
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87位:ヒカルの碁 ( 原作:ほったゆみ / 作画:小畑健 ) 108.7万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全23巻 ( 1999 – 2003 ) / 完全版20巻 / 文庫版12巻
  • 累計発行部数:2500万部
  • 1巻あたり平均:108.7万部 ( = 2500万部 / 23巻 )
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ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する一途な想いが、徐々にヒカルを囲碁の世界へと導いていく…。

集英社HPより

個人的に、スラムダンクに次いで最も面白いジャンプマンガだと思っています。

物語序盤、まだ小学生だった主人公のヒカルは、作中で時間が進んで中学を卒業します。

その間に一気に囲碁が強くなっていくわけですが、それよりも注目してほしいのはヒカルが人間として成長していくさまです。

年齢の割に幼かったはずのヒカルが、年齢を超えて逆に大人びていくのですが、その過程がしっかり描かれているので説得力があります。

泣けるマンガを一つ挙げよ、と言われれば私はこの作品を挙げます。

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ヒカルの碁をさくっとレビュー ヒカルの碁をさくっとレビューしてみました。マンガ賞受賞歴・映像化歴などの基本情報や、あらすじもまとめています。ゼブラックや少年ジャンプ+なら無料で読めますので、まず手に取ってみていただきたい傑作です。

85位タイ:ヲタクに恋は難しい ( ふじた ) 109.1万部

85位タイ:君に届け ( 椎名軽穂 ) 109.1万部

  • 掲載誌:別冊マーガレット ( 集英社 )
  • 巻数:全30巻 ( 2005 – 2017 )

続編:君に届け 番外編〜運命の人〜 ( 椎名軽穂 )

  • 掲載誌:別冊マーガレット ( 集英社 )
  • 巻数:全3巻 ( 2018 – 2022 )
  • 累計発行部数:3600万部
  • 1巻あたり平均:109.1万部 ( = 3600万部 / 30巻 + 3巻 )
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  • 備考:シリーズ累計の発行部数でしか発表されておらず、まとめて算出
    • 前作からの変更点:主人公

84位:クレヨンしんちゃん ( 臼井儀人 ) 110万部

  • 掲載誌:漫画アクション ⇒ まんがタウン ( 双葉社 )
  • 巻数:全50巻 ( 1990 – 2010 ) / 文庫版25巻
  • 累計発行部数:5500万部
  • 1巻あたり平均:110万部 ( = 5500万部 / 50巻 )
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  • 備考:作者没後にスタッフが引継いだ「新クレヨンしんちゃん」は含めずに算出

79位タイ:MONSTER ( 浦沢直樹 ) 111.1万部

  • 掲載誌:ビッグコミックオリジナル ( 小学館 )
  • 巻数:全18巻 ( 1994 – 2001 ) / 完全版9巻
  • 累計発行部数:2000万部
  • 1巻あたり平均:111.1万部 ( = 2000万部 / 18巻 )
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ドイツの病院に勤務する日本人の天才脳神経外科医である天馬賢三は、瀕死の重傷を負った双子のひとりヨハン・リーベルトを手術して命を救う。その9年後、天馬賢三は連続殺人犯として警察に追われる身となるが、その犯人は、心のなかに恐るべき怪物がいるというヨハン・リーベルトだった。

天馬賢三は警察から逃れつつ、ヨハン・リーベルトを抹殺するための旅を始める。

マンガペディアより

私は20世紀少年よりMONSTERの方が好きです。

冒険ものみたいに次々に舞台を変え徐々に真実に迫っていくヒリヒリ感

特にクライマックスの舞台の町は、町全体が疑心暗鬼で徐々に狂っていく感じがとても良いです。

小説ですが「シンセミア」に似た雰囲気を感じるので、もしMONSTERが好きな方は一度調べてみていただきたいです。 ( 長い小説です )

79位タイ:きまぐれオレンジ☆ロード ( まつもと泉 ) 111.1万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全18巻 ( 1984 – 1987 ) / 愛蔵版10巻 / 文庫版10巻
  • 累計発行部数:2000万部
  • 1巻あたり平均:111.1万部 ( = 2000万部 / 18巻 )
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79位タイ:キャッツ♥アイ ( 北条司 ) 111.1万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全18巻 ( 1981 – 1984 ) / 愛蔵版10巻 / 文庫版10巻 / 完全版15巻 ( 徳間書店 )
  • 累計発行部数:2000万部
  • 1巻あたり平均:111.1万部 ( = 2000万部 / 18巻 )
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79位タイ:BASTARD!! -暗黒の破壊神- ( 萩原一至 ) 111.1万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ⇒ ウルトラジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:27巻 ( 1988 – 2010(休載中) )
  • 累計発行部数:3000万部
  • 1巻あたり平均:111.1万部 ( = 3000万部 / 27巻 )
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79位タイ:ブルーロック ( 原作:金城宗幸 / 漫画:ノ村優介 ) 111.1万部

  • 掲載誌:週刊少年マガジン ( 講談社 )
  • 巻数:27巻 ( 2018 – 連載中 )
  • 累計発行部数:3000万部
  • 1巻あたり平均:111.1万部 ( = 3000万部 / 27巻 )
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78位:遊☆戯☆王 ( 高橋和希 ) 111.3万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全38巻 ( 1996 – 2006 ) / 文庫版22巻
  • 累計発行部数:4230万部 ( 関連書籍含む )
  • 1巻あたり平均:111.3万部 ( = 4230万部 / 38巻 )
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  • 備考:関連書籍を除いた部数発表を見つけられず

今世紀初頭の発見以来、誰も完成させる事ができなかった『千年パズル』。いじめられっ子の遊戯がそれを解いた時、もう一つの人格が現れ、少年はゲームの達人となった。世にはびこる悪を裁く『闇のゲーム』が今、始まる!

集英社HPより

ペガサス島編バトルシティ編が連載されていた頃の私は小学生で、当時の人気絶頂ぶりを知っています

誇張抜きにクラスの男子全員が遊戯王カードを持っていて、毎週のジャンプとアニメを楽しみにしていました。

ただ、大人になった今読み返すとやはり子供向けだなぁと感じるわけで、大人が読んでも面白い作品とは本質的に違うと思わされます。

しかし、どちらが優れているとか、そういうことではないんです。

当時の小学生は「遊戯王カード持ってる?」の一言で友達になれたわけで、そこには子供たちだけの世界があったのだと今しみじみと思い返されます。

77位:銀の匙 Silver Spoon ( 荒川弘 ) 113.3万部

  • 掲載誌:週刊少年サンデー ( 小学館 )
  • 巻数:全15巻 ( 2011 – 2019 )
  • 累計発行部数:1700万部
  • 1巻あたり平均:113万部 ( = 1700万部 / 15巻 )
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76位:金田一少年の事件簿 ( 原作:天樹征丸 / 作画:さとうふみや ) 113.6万部

  • 掲載誌:週刊少年マガジン ( 講談社 )
  • 巻数:74巻 ( 1992 – 連載中 ) = FILE27巻 / CASE10巻 / 新14巻 / 20周年5巻 / R14巻 / 30th4巻

続編:金田一37歳の事件簿 ( 原作:天樹征丸 / 作画:さとうふみや )

  • 掲載誌:イブニング ( 講談社 )
  • 巻数:14巻 ( 2018 – 2022(休載中) )
  • 累計発行部数:1億部
  • 1巻あたり平均:114.9万部 ( = 1億部 / (73巻+14巻) )
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75位:FAIRY TAIL ( 真島ヒロ ) 114.3万部

  • 掲載誌:週刊少年マガジン ( 講談社 )
  • 巻数:全63巻 ( 2006 – 2017 )
  • 累計発行部数:7200万部
  • 1巻あたり平均:114.3万部 ( = 7200万部 / 63巻 )
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74位:よつばと! ( あずまきよひこ ) 115万部

ちょっと変わった5歳の女の子「よつば」と、とーちゃんのふたり暮らしを中心に、まわりの人たちとの何気ない日常を描いた作品。 だいたい1日1話のペースで、物語はゆっくりと進みます。

月刊コミック電撃大王HPより

あずまきよひこのライフワークである本作。

連載して長いですが、マンガ内の雰囲気に反して常により良いクオリティを求めている修行者のような雰囲気を感じています。ベルセルクや3月のライオンとも重なる雰囲気ですね。

読み返すたびに思うのは、12巻のキャンプエピソードが良すぎて、そこで終わり時を一度逃しているのではないかということ。もしかしたら事情があって終われなかったのかもしれません。

しかしクオリティを下げず定期的に新刊を供給してくれるのには、本当に感謝です。

72位タイ:20世紀少年 ( 浦沢直樹 ) 117万部

  • 掲載誌:ビッグコミックスピリッツ ( 小学館 )
  • 巻数:全22巻 ( 1999 – 2006 ) / 完全版11巻

続編:21世紀少年 ( 浦沢直樹 )

  • 掲載誌:ビッグコミックスピリッツ ( 小学館 )
  • 巻数:全2巻 ( 2007 ) / 完全版1巻
  • 累計発行部数:2800万部
  • 1巻あたり平均:117万部 ( = 2800万部 / (22巻+2巻) )
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主人公・ケンジは高度経済成長期の昭和40年代、友達とともに未来に夢を馳せ、空想を膨らませた少年時代を過ごした。その後大人となったケンジは1997年、失踪した姉の姪を育てながら、しがないコンビニ店長をしていた。ところが、身の回りで不可解な出来事が続き、次第に古い記憶を思い出し、かつて自分が書いた「よげんの書」と同じことが異変として現実化していることに気づいた。そして、謎の宗教組織を率いる教祖「ともだち」が出現し、ケンジは幼なじみ達とともに恐るべき計画と試練に立ち向かう。

ピクシブ百科事典より

20世紀少年は小学館漫画賞を受賞していますが、加えてすごいのは小学館のマンガなのに講談社漫画賞も受賞したことです。

出版社の壁を越えてダブル受賞した作品は実はとても少ないです。

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小学館漫画賞&講談社漫画賞をダブル受賞した作品をまとめてみた 小学館漫画賞と講談社漫画賞をダブル受賞した作品をまとめました。いずれも社名を冠する漫画賞のため他社作は受賞しにくいのですが、その傾向を跳ねのけて受賞した他社作はやはり少なかったです。

72位タイ:頭文字D ( しげの秀一 ) 117万部

  • 掲載誌:週刊ヤングマガジン ( 講談社 )
  • 巻数:全48巻 ( 1995 – 2013 ) / 新装版24巻
  • 累計発行部数:5600万部
  • 1巻あたり平均:117万部 ( = 5600万部 / 48巻 )
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71位:聖闘士星矢 ( 車田正美 ) 119万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全28巻 ( 1986 – 1990 )
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続編:聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話 ( 車田正美 )

  • 掲載誌:週刊少年チャンピオン ( 秋田書店 )
  • 巻数:14巻 ( 2006 – 連載中 )
  • 累計発行部数:5000万部
  • 1巻あたり平均:119万部 ( = 5000万部 / 28巻 + 14巻 )
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  • 備考:シリーズ累計の発行部数でしか発表されておらず、まとめて算出
    • 前作からの変更点:主人公

70位:美味しんぼ ( 原作:雁屋哲 / 作画:花咲アキラ ) 121.6万部

  • 掲載誌:ビッグコミックスピリッツ ( 小学館 )
  • 巻数:111巻 ( 1983 – 2014(休載中) )
  • 累計発行部数:1億3500万部
  • 1巻あたり平均:121.6万部 ( = 1億3500万部 / 111巻 )
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68位タイ:天使なんかじゃない ( 矢沢あい ) 125万部

  • 掲載誌:りぼん ( 集英社 )
  • 巻数:全8巻 ( 1991 – 1994 ) / 完全版4巻 / 文庫版6巻 / 新装再編版5巻
  • 累計発行部数:1000万部
  • 1巻あたり平均:125万部 ( = 1000万部 / 8巻 )
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68位タイ:ラフ ( あだち充 ) 125万部

  • 掲載誌:週刊少年サンデー ( 小学館 )
  • 巻数:全12巻 ( 1987 – 1989 ) / ワイド版6巻 / 文庫版7巻
  • 累計発行部数:1500万部
  • 1巻あたり平均:125万部 ( = 1500万部 / 12巻 )
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67位:サザエさん ( 長谷川町子 ) 126万部

  • 掲載誌:朝日新聞など ( 1946 – 1974 )
  • 巻数:全68巻 ( 姉妹社 ) / 文庫版45巻 ( 朝日新聞出版 )
  • 累計発行部数:8600万部
  • 1巻あたり平均:126万部 ( = 8600万部 / 68巻 )
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66位:DRAGON QUEST -ダイの大冒険- ( 原作:三条陸 / 作画:稲田浩司 ) 127万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全37巻 ( 1989 – 1996 ) / 文庫版22巻 / 新装彩録版25巻
  • 累計発行部数:4700万部
  • 1巻あたり平均:127万部 ( = 4700万部 / 37巻 )
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勇者により魔王が倒されてから15年後。南海のある孤島で、良心を取り戻した魔物たちに拾われた少年ダイが健やかに育っていた。だが突然魔王復活の兆候が生じ、魔物たちが凶悪さに侵食されだした。

そこへ勇者の家庭教師・アバンが現れ、ダイに修行を施す。修行完遂が近づく頃ふいに魔王ハドラーが襲来し、アバンは絶命。ダイは魔王軍を倒し本物の勇者になるため、アバンの弟子ポップと共に冒険の旅へ踏み出した。

マンガペディアより

連載終了して20年以上経ってからのメディアミックスで再びホットな本作ですが、是非新しい読者が増えてほしいと思います。

言い尽くされていることでしょうが、本作は準主人公であるポップの魅力が一番のウリではないでしょうか。

主人公の成長よりも、脇役の成長シーンに熱くなってしまう方に是非オススメです。

最終決戦の場に立っているメンバーの「選ばれし感」がとても好きです。 ( 演劇作品ですが、「髑髏城の七人」に通じるものを個人的には感じています )

65位:暗殺教室 ( 松井優征 ) 129万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全21巻 ( 2012 – 2016 )
  • 累計発行部数:2700万部
  • 1巻あたり平均:129万部 ( = 2700万部 / 21巻 )
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椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス、3年E組の担任を務めるのは月の7割を破壊した謎の生物。殺せんせーと生徒たちから呼ばれるこの謎の生物が、3年E組の担任ならやってもいいと申し出た結果生まれた状況だった。「次の年の3月に地球を破壊する」と宣言した殺せんせーを抹殺するため、政府は3年E組の生徒に殺せんせーの暗殺を依頼。その成功報酬として百億円を約束する。こうして生徒が担任の先生を標的として狙う、奇妙な1年間が始まった。

マンガペディアより

私はネウロの方が好きですけどね。それでも狙ってヒットを出せる松井優征はすごいマンガ家だと思います。

この頃は既に成人していたので、当時中高生でこの作品に触れた人と比べると思い入れが弱いのは否めません。

明確に中高生をターゲットにしたマンガなので、やはりその頃に読みたかったなという思いがあります。

そう考えると、多感な時期にマンガを読むという経験は大事なのだと思います ( マンガに限りませんが ) 。

64位:フルーツバスケット ( 高屋奈月 ) 130万部

  • 掲載誌:花とゆめ ( 白泉社 )
  • 巻数:全23巻 ( 1998 – 2006 ) / 愛蔵版12巻
  • 累計発行部数:3000万部 ( 全世界 )
  • 1巻あたり平均:130万部 ( = 3000万部 / 23巻 )
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  • 備考:フルーツバスケットanotherは別作品扱いとする ( 主人公が異なるため )

63位:有閑倶楽部 ( 一条ゆかり ) 132万部

  • 掲載誌:りぼん ⇒ コーラス ( 集英社 )
  • 巻数:全19巻 ( 1981 – 2002 ) / 文庫版11巻 / DX版9巻
  • 累計発行部数:2500万部
  • 1巻あたり平均:132万部 ( = 2500万部 / 19巻 )
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61位タイ:ハイキュー!! ( 古舘春一 ) 133万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全45巻 ( 2012 – 2020 )
  • 累計発行部数:6000万部
  • 1巻あたり平均:133万部 ( = 6000万部 / 45巻 )
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日向翔陽は中学最初で最後のバレーボールの公式戦で、天才プレーヤーである影山飛雄が所属するバレー部に惨敗する。その後鳥野高校に進学しバレー部に入学した日向翔陽だが、そこには憎きライバルである影山飛雄の姿があった。

2人は最初は反発しあっていたものの、それぞれの得意分野を活かした技を編み出し、ほかの鳥野高校バレー部員とともに全国大会を目指す。

マンガペディアより

ハイキューは最後の数巻が一番好きです。

ようはエピローグが長いんですよね。そのマンガの中の世界で、キャラたちのその後はどうなったっていうのが丸3巻以上かけて描かれます。

エピローグを描いてくれるマンガっていうのはそれだけで得な気分になります。例えば惑星のさみだれとかもエピローグが好きです。

ハイキューがすごいのは3巻もエピローグしてもくどくないところ。3巻分かけてエピローグを描き切ってキレイに完結するのでとても良いです。

61位タイ:三国志 ( 横山光輝 ) 133万部

  • 掲載誌:希望の友 ( 潮出版社 )
  • 巻数:全60巻 ( 1971 – 1987 ) / 文庫版30巻 / 愛蔵版30巻 / 大判21巻
  • 累計発行部数:8000万部
  • 1巻あたり平均:133万部 ( = 8000万部 / 60巻 )
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59位タイ:ミステリと言う勿れ ( 田村由美 ) 138万部

  • 掲載誌:月刊フラワーズ ( 小学館 )
  • 巻数:13巻 ( 2016 – 連載中 )
  • 累計発行部数:1800万部
  • 1巻あたり平均:138万部 ( = 1800万部 / 13巻 )
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59位タイ:あさきゆめみし ( 大和和紀 ) 138万部

  • 掲載誌:mimi ⇒ mimi Excellent ( 集英社 )
  • 巻数:全13巻 ( 1979 – 1993 ) / 大型版7巻 / 文庫版7巻 / 完全版10巻 / 新装版7巻
  • 累計発行部数:1800万部
  • 1巻あたり平均:138万部 ( = 1800万部 / 13巻 )
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58位:葬送のフリーレン ( 原作:山田鐘人 / 作画:アベツカサ ) 141.7万部

  • 掲載誌:週刊少年サンデー ( 小学館 )
  • 巻数:12巻 ( 2020 – 連載中 )
  • 累計発行部数:1700万部
  • 1巻あたり平均:141.7万部 ( = 1700万部 / 12巻 )
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57位:ゴルゴ13 ( さいとう・たかを ) 142.2万部

48位タイ:五等分の花嫁 ( 春場ねぎ ) 143万部

  • 掲載誌:週刊少年マガジン ( 講談社 )
  • 巻数:全14巻 ( 2017 – 2020 )
  • 累計発行部数:2000万部
  • 1巻あたり平均:143万部 ( = 2000万部 / 14巻 )
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48位タイ:ラブひな ( 赤松健 ) 143万部

  • 掲載誌:週刊少年マガジン ( 講談社 )
  • 巻数:全14巻 ( 1998 – 2001 ) / 文庫版14巻
  • 累計発行部数:2000万部
  • 1巻あたり平均:143万部 ( = 2000万部 / 14巻 )
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48位タイ:少年アシベ ( 森下裕美 ) 143万部

  • 掲載誌:週刊ヤングジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全8巻 ( 1988 – 1994 ) / 文庫版4巻 / 再版8巻 ( 双葉社 )

続編:COMAGOMA ( 森下裕美 )

  • 掲載誌:週刊ヤングジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全6巻 ( 2000 – 2004 ) / 再版8巻 ( 双葉社 )
  • 累計発行部数:2000万部
  • 1巻あたり平均:143万部 ( = 2000万部 / (8巻+6巻) )
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  • 備考:青少年アシベは別作品扱いとする ( 作画が異なるため )

48位タイ:ベルサイユのばら ( 池田理代子 ) 143万部

  • 掲載誌:マーガレット ( 集英社 )
  • 巻数:全10巻 ( 1972 – 1973 ) + 新エピソード4巻 ( 2013 – 2018 ) / 文庫版5巻 / 完全版9巻
  • 累計発行部数:2000万部
  • 1巻あたり平均:143万部 ( = 2000万部 / (10巻+4巻) )
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48位タイ:ブッダ ( 手塚治虫 ) 143万部

  • 掲載誌:希望の友 ( 潮出版社 )
  • 巻数:全14巻 ( 1972 – 1983 ) / 手塚治虫漫画全集14巻 / 手塚治虫文庫全集7巻 ( 版多数のため抜粋 )
  • 累計発行部数:2000万部
  • 1巻あたり平均:143万部 ( = 2000万部 / 14巻 )
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48位タイ:シティーハンター ( 北条司 ) 143万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全35巻 ( 1985 – 1991 ) / 文庫版18巻 / 完全版32巻 ( 徳間書店 ) / 愛蔵版12巻 ( 徳間書店 )
  • 累計発行部数:5000万部
  • 1巻あたり平均:143万部 ( = 5000万部 / 35巻 )
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48位タイ:ベルセルク ( 三浦建太郎 ) 143万部

  • 掲載誌:月刊アニマルハウス ⇒ ヤングアニマル ( 白泉社 )
  • 巻数:42巻 ( 1989 – 連載中 )
  • 累計発行部数:6000万部 ( 全世界 )
  • 1巻あたり平均:143万部 ( = 6000万部 / 42巻 )
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ミッドランド辺境の安酒場にて、黒衣の剣士・ガッツは言いがかりをつけてきた盗賊たちを撃退。居合わせたエルフのパックと少年・イシドロは、ガッツの手際と大剣に興味を抱き、彼を追う。

村を出たガッツは通りがかりの荷馬車に誘われる。そこには僧侶と娘のコレット、そしてパックが乗り合わせていた。ひと時の安らぎと思いきや、ガッツを狙う闇が迫る――。

ベルセルクアニメHPより

突然の訃報に大ショックを受けた本作ですが、42巻以降も期待しています。

30年以上連載しているため「完結後に一気読みしよう」と待ち構えていたマンガ好きも多くいらっしゃることでしょう。

そうした方々には、後回しにせずとにかく読んでほしいとお伝えしたいです。

三浦先生が描いたところまで追いついた後は、往年よりベルセルクを応援し続けてきた私たちと一緒に、森先生ら後続のスタッフの応援をしましょう。

48位タイ:ろくでなしBLUES ( 森田まさのり ) 143万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全42巻 ( 1988 – 1997 ) / 文庫版25巻
  • 累計発行部数:6000万部
  • 1巻あたり平均:143万部 ( = 6000万部 / 42巻 )
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帝拳高校にとんでもない奴がやってきた! 泣く子も黙る超弩級のノーテンキ喧嘩ヤロウ、その名も前田太尊!! 入学早々、反目しあう応援団とボクシング部の抗争に巻き込まれてしまった太尊、勝嗣、米示の3人。停学中のボクシング部主将の畑中が戻り、事態は混迷を極める!

集英社HPより

スラムダンクは好きだけど、ろくでなしBLUESは読んだことないという方に是非読んでいただきたいです。

「メイン:バスケ / サブ:ケンカ」のスラムダンクに対して、「メイン:ケンカ / サブ:ボクシング」なのがろくでなしBLUESです。

主人公の性格と、絵のタッチ ( めちゃくちゃ上手い! ) が似ています。

スラムダンクのケンカシーンが好きで、ああいうのを求めている方にとってろくでなしBLUESは良い選択肢ではないでしょうか。

48位タイ:キングダム ( 原泰久 ) 143万部

  • 掲載誌:週刊ヤングジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:70巻 ( 2006 – 連載中 )
  • 累計発行部数:1億部
  • 1巻あたり平均:143万部 ( = 1億部 / 70巻 )
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47位:らんま1/2 ( 高橋留美子 ) 144.7万部

  • 掲載誌:週刊少年サンデー ( 小学館 )
  • 巻数:全38巻 ( 1987 – 1996 ) / 新装版38巻 / ワイド版20巻
  • 累計発行部数:5500万部
  • 1巻あたり平均:144.7万部 ( = 5500万部 / 38巻 )
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46位:湘南純愛組! ( 藤沢とおる ) 145.2万部

  • 掲載誌:週刊少年マガジン ( 講談社 )
  • 巻数:全31巻 ( 1990 – 1996 ) / 文庫版15巻
  • 累計発行部数:4500万部
  • 1巻あたり平均:145.2万部 ( = 4500万部 / 31巻 )
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  • 備考:GTOは別作品扱いとする ( タイトルが異なるため )

45位:テルマエ・ロマエ ( ヤマザキマリ ) 150万部

  • 掲載誌:コミックビーム ( KADOKAWA )
  • 巻数:全6巻 ( 2008 – 2013 )
  • 累計発行部数:900万部
  • 1巻あたり平均:150万部 ( = 900万部 / 6巻 )
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44位:イタズラなKiss ( 多田かおる ) 152万部

43位:のだめカンタービレ ( 二ノ宮和子 ) 156万部

  • 掲載誌:KISS ( 講談社 )
  • 巻数:全23巻 + 番外編2巻 ( 2001 – 2010 ) / 新装版13巻
  • 累計発行部数:3900万部
  • 1巻あたり平均:156万部 ( = 3900万部 / (23巻+2巻) )
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42位:東京喰種トーキョーグール ( 石田スイ ) 157万部

  • 掲載誌:週刊ヤングジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全14巻 ( 2011 – 2014 )

続編:東京喰種トーキョーグール:re ( 石田スイ )

41位:クローズ ( 高橋ヒロシ ) 159万部

  • 掲載誌:週刊少年チャンピオン ( 秋田書店 )
  • 巻数:全26巻 ( 1990 – 1998 ) + 外伝3巻 / 完全版21巻 / 新装版22巻
  • 累計発行部数:4600万部
  • 1巻あたり平均:159万部 ( = 4600万部 / (26巻+3巻) )
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  • 備考:WORSTは別作品扱いとする ( タイトル・主人公が異なるため )

40位:H2 ( あだち充 ) 161.8万部

  • 掲載誌:週刊少年サンデー ( 小学館 )
  • 巻数:全34巻 ( 1992 – 1999 ) / ワイド版17巻 / 文庫版20巻
  • 累計発行部数:5500万部
  • 1巻あたり平均:161.8万部 ( = 5500万部 / 34巻 )
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39位:バガボンド ( 原作:吉川英治 / 漫画:井上雄彦 ) 162.2万部

  • 掲載誌:週刊モーニング ( 講談社 )
  • 巻数:37巻 ( 1998 – 2015(休載中) )
  • 累計発行部数:6000万部
  • 1巻あたり平均:162.2万部 ( = 6000万部 / 37巻 )
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  • 備考:サイトによっては累計8200万部とされているがソース不明瞭なため、実際に確認できた情報で算出

37位タイ:ちびまる子ちゃん ( さくらももこ ) 163万部

37位タイ:チェンソーマン ( 藤本タツキ ) 163万部

  • 掲載誌・サイト:週刊少年ジャンプ ⇒ 少年ジャンプ+ ( 集英社 )
  • 巻数:16巻 ( 2018 – 連載中 )
  • 累計発行部数:2600万部
  • 1巻あたり平均:163万部 ( = 2600万部 / 16巻 )
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悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!! 悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!

集英社HPより

一気読みしたのですが、とにかく勢いがすごかった印象です。

出てくるキャラが次々退場していってしまう容赦のなさ・ライブ感は、読んでいて頭を揺さぶられているような感じがしました。

主人公がとても世俗的というか、あまり大義を掲げるタイプではなく、自分の手の届く範囲の幸せのために戦うというのも良かったです。2部も楽しんでいます。

36位:花より男子 ( 神尾葉子 ) 165万部

  • 掲載誌:マーガレット ( 集英社 )
  • 巻数:全37巻 ( 1992 – 2004 ) / 完全版20巻
  • 累計発行部数:6100万部
  • 1巻あたり平均:165万部 ( = 6100万部 / 37巻 )
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  • 備考:花のち晴れ〜花男 Next Season〜は別作品扱いとする ( 主人公が異なるため )

34位タイ:めぞん一刻 ( 高橋留美子 ) 167万部

  • 掲載誌:ビッグコミックスピリッツ ( 小学館 )
  • 巻数:全15巻 ( 1980 – 1987 ) / ワイド版10巻 / 文庫版10巻 / 新装版15巻
  • 累計発行部数:2500万部
  • 1巻あたり平均:167万部 ( = 2500万部 / 15巻 )
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曲者揃いの住人たちから邪魔されても、新管理人・音無響子を一途に慕うけなげな五代。だが彼女との恋を実らせるには、あまりに大きく険しい壁があった。それは響子が結婚半年で夫を亡くした未亡人であることで…。

小学館HPより

青年マンガの恋愛モノのはしりで、名作です。

主人公もヒロインも三角関係・四角関係で行ったり来たりするさまはじれったくもあるのですが、ラストまで読み進めた読者にとっては納得の終わり方でした。

マンガの評価において「終わり方」が占める割合はとても大きいというのが持論ですが、「終わりよければ」を地で行く作品だと思います。

逆にラストまで嫌々読み進めた読者にとっては、ラストも退屈に映るかもしれません。まずは途中まで読み進めてみるのをオススメします。

34位タイ:Dr.スランプ ( 鳥山明 ) 167万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全18巻 ( 1980 – 1984 ) / 文庫版9巻 / 完全版15巻
  • 累計発行部数:3000万部
  • 1巻あたり平均:167万部 ( = 3000万部 / 18巻 )
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33位:BLEACH ( 久保帯人 ) 176万部

普通の高校生である主人公の黒崎一護は、幽霊が見える体質。あるとき死神の朽木ルキアと出会ったことで死神の力を譲渡され、死神代行として空座町にいる虚(ホロウ)退治をすることになる。

やがて死神の世界である尸魂界(ソウル・ソサエティ)の動乱に巻き込まれ、熾烈な戦いに身を投じていくことになる。

マンガペディアより

尸魂界篇まではあんなに面白かったのに、以降のトーンダウンを残念に思わずにはいられません。

とはいえこの作品が持つ雰囲気・キャラデザ・詩のオリジナリティはすごくて、これらに演出が合わさった「オサレ」は唯一無二かと思います。

鬼滅・呪術という後年のジャンプ看板に与えた影響は絶大で、やはり偉大なマンガだと思います。

32位:新世紀エヴァンゲリオン ( 原作:カラー / 漫画:貞本義行 ) 179万部

  • 掲載誌: 月刊少年エース ⇒ ヤングエース ( KADOKAWA )
  • 巻数:全14巻 ( 1994 – 2013 ) / 愛蔵版7巻
  • 累計発行部数:2500万部
  • 1巻あたり平均:179万部 ( = 2500万部 / 14巻 )
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31位:動物のお医者さん ( 佐々木倫子 ) 180万部

  • 掲載誌:花とゆめ ( 白泉社 )
  • 巻数:全12巻 ( 1987 – 1993 ) / 文庫版8巻 / 愛蔵版6巻
  • 累計発行部数:2160万部
  • 1巻あたり平均:180万部 ( = 2160万部 / 12巻 )
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30位:ドラえもん ( 藤子・F・不二雄 ) 191万部

  • 掲載誌:小学一年生~小学六年生など ( 小学館 )
  • 巻数:全45巻 + 0巻 ( 1969 – 1996 ) / 文庫版18巻 / 藤子・F・不二雄大全集20巻 ( 版多数のため抜粋 )
  • 累計発行部数:8800万部
  • 1巻あたり平均:191万部 ( = 8800万部 / (45巻+1巻) )
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  • 備考:大長編ドラえもん ( 全24巻 ) ・関連書籍を除いて算出

29位:コブラ ( 寺沢武一 ) 192万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全18巻 ( 1978 – 1984 )

続編:SPACE ADVENTURE COBRA ( 寺沢武一 )

  • 掲載誌:スーパージャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:新規エピソード「聖なる騎士伝説 / ザ・サイコガン / … / ブルーローズ」6巻 ( 1986 – 2002 )

続編:COBRA THE SPACE PIRATE ( 寺沢武一 )

  • 掲載誌: コミックフラッパー ( KADOKAWA )
  • 巻数:新規エピソード「マジックドール」2巻 ( 2005 – 2006 )
  • 累計発行部数:5000万部 ( 全世界 )
  • 1巻あたり平均:192万部 ( = 5000万部 / (18巻+6巻+2巻) )
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  • 備考:版多数だが「週刊少年ジャンプ版+新規エピソード分」の巻数で算出

28位:るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- ( 和月信宏 ) 195万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全28巻 ( 1994 – 1999 ) / 完全版22巻 / 文庫版14巻

続編:るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編- ( 和月信宏 )

27位:みゆき ( あだち充 ) 208万部

  • 掲載誌:少年ビッグコミック ( 小学館 )
  • 巻数:全12巻 ( 1980 – 1984 ) / ワイド版5巻 / 文庫版7巻 / ワイド新装版5巻
  • 累計発行部数:2500万部
  • 1巻あたり平均:208万部 ( = 2500万部 / 12巻 )
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26位:約束のネバーランド ( 原作:白井カイウ / 作画:出水ぽすか ) 210万部

25位:行け!稲中卓球部 ( 古谷実 ) 212万部

  • 掲載誌:週刊ヤングマガジン ( 講談社 )
  • 巻数:全13巻 ( 1993 – 1996 ) / 文庫版8巻
  • 累計発行部数:2750万部
  • 1巻あたり平均:212万部 ( = 2750万部 / 13巻 )
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24位:僕のヒーローアカデミア ( 堀越耕平 ) 218万部

23位:東京卍リベンジャーズ ( 和久井健 ) 226万部

  • 掲載誌:週刊少年マガジン ( 講談社 )
  • 巻数:全31巻 ( 2017 – 2022 )
  • 累計発行部数:7000万部
  • 1巻あたり平均:226万部 ( = 7000万部 / 31巻 )
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22位:HUNTER×HUNTER ( 冨樫義博 ) 227万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:37巻 ( 1998 – 連載中 )
  • 累計発行部数:8400万部
  • 1巻あたり平均:227万部 ( = 8400万部 / 37巻 )
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父と同じハンターになるため、そして父に会うため、ゴンの旅が始まった。同じようにハンターになるため試験を受ける、レオリオ・クラピカ・キルアと共に、次々と難関を突破していくが…!?

集英社HPより

もしこの作品をまだ読んでいないという方は、休載のイメージしかないのでしょうか。

どうしても休載に関する情報が先行しがちですが、ジャンプで最も優れたダークファンタジーはハンターハンターだと思います。

他マンガの宣伝になりますが、キメラアント編が好きな方には是非寄生獣とシグルイを読んで欲しいです。

私はキメラアント編も寄生獣もシグルイも全部好きなのですが、キメラアント編は寄生獣のオマージュで、ナレーションのセリフ回しはシグルイそのものです。

21位:NANA ( 矢沢あい ) 238万部

  • 掲載誌:Cookie ( 集英社 )
  • 巻数:21巻 ( 2000 – 2009(休載中) )
  • 累計発行部数:5000万部
  • 1巻あたり平均:238万部 ( = 5000万部 / 21巻 )
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20位:風の谷のナウシカ ( 宮崎駿 ) 242万部

  • 掲載誌:アニメージュ ( 徳間書店 )
  • 巻数: 全7巻 ( 1982 – 1994 )
  • 累計発行部数:1700万部
  • 1巻あたり平均:242万部 ( = 1700万部 / 7巻 )
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18位タイ:寄生獣 ( 岩明均 ) 250万部

  • 掲載誌:モーニングオープン増刊 ⇒ 月刊アフタヌーン ( 講談社 )
  • 巻数:全10巻 ( 1988 – 1995 ) / 完全版8巻 / 新装版10巻 / 文庫版8巻
  • 累計発行部数:2500万部
  • 1巻あたり平均:250万部 ( = 2500万部 / 10巻 )
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イヤホンを付けたまま眠っていた高校生の泉新一は右腕の皮膚から進入した奇妙な生物に右手を乗っ取られ、その寄生生物と共生関係になってしまう。言葉を話す右手の寄生生物はミギーと名乗る。連日テレビで報道されている猟奇的な殺人事件が、ミギーと同族のパラサイトの仕業と知った新一は否応なしにその騒動の渦中に巻き込まれて行く。

マンガペディアより

マンガ史に残る傑作として地位が固まっている本作。月並みですが私の一番好きなマンガです。

時代が移ろうとも普遍的な重いテーマの作品なのですが、押しつけがましくなく、あくまでエンタメで描き切っています

描写に説得力があるため、「人間とそれ以外の生命の目方は誰が決める?」という難題に対するこの作品の結論は納得感があり、読後満足感につなげています。

マンガ好きでまだ読んでいない方は、まず読むべきマンガだと思います。

あわせて読みたい
寄生獣をさくっとレビュー 寄生獣をさくっとレビューしてみました。マンガ賞受賞歴・映像化歴などの基本情報や、あらすじもまとめています。マガジンポケットやコミックDAYSなら無料で読めますので、まず手に取ってみていただきたい傑作です。

18位タイ:DEATH NOTE ( 原作:大場つぐみ / 作画:小畑健 ) 250万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全12巻 ( 2003 – 2006 ) / 文庫版7巻 / 完全収録版1巻
  • 累計発行部数:3000万部 ( 全世界 )
  • 1巻あたり平均:250万部 ( = 3000万部 / 12巻 )
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容姿端麗、頭脳明晰な男子高校生夜神月は、表紙に「DEATH NOTE」と書かれた1冊のノートを拾う。このノートに名前を書かれた人間は死ぬということを知り、悪人を掃討して理想的な新世界を創ることを決意する。

犯罪者を次々と死に至らしめ、いつしかネットの掲示板で救世主キラともてはやされるようになったが、一方でその犯罪を止めるべく世界的な名探偵のLが捜査に乗り出してくる。

マンガペディアより

少年マンガにあって異色のジャンルで大成功したマンガです。フォロワーで成功している作品はあまりないです。

大人になった今読み返すと粗が気になってしまうところもあるのですが、当時10代でリアルタイムで追っていた頃の熱はすごかったです。

特に1巻2巻のエピソードは緊迫感があって良いです。1部は追い詰められて苦しい場面も多くて面白いですよね。

2部は文字分量が増えすぎたのと、絵もヒカルの碁の頃の方が好みでしたので、その辺は個人的に惜しいところです。

17位:美少女戦士セーラームーン ( 武内直子 ) 256万部

  • 掲載誌:なかよし ( 講談社 )
  • 巻数:全18巻 ( 1992 – 1997 ) / 新装版12巻 / 完全版10巻 / 文庫版10巻
  • 累計発行部数:4600万部 ( 全世界 )
  • 1巻あたり平均:256万部 ( = 4600万部 / 18巻 )
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16位:名探偵コナン ( 青山剛昌 ) 260万部

15位:幽☆遊☆白書 ( 冨樫義博 ) 263万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全19巻 ( 1990 – 1994 ) / 完全版15巻 / 文庫版12巻
  • 累計発行部数:5000万部
  • 1巻あたり平均:263万部 ( = 5000万部 / 19巻 )
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喧嘩好きの不良中学生・浦飯幽助は事故死して幽霊になってしまう。霊界から受けた試練を果たして復活が許された幽助だったが、それは霊界探偵という肩書きを背負って凶悪な妖怪や霊能者たちと命をかけた戦いを繰り返す日々の始まりでもあった。

幾多の戦いを通して鍛えられ、人間や妖怪の仲間を作りながら、幽助は人間の世界・あの世・妖怪の世界すべての存亡に関係する大事にまで関わっていく。

マンガペディアより

幽遊白書とハンターハンターは似ているようで差別化されていると思っています。ハンタ派と幽白派って半々のイメージです。 ( 私はハンタ派です )

個人的に幽遊白書に感じている魅力はもの悲しい・ノスタルジックな雰囲気です。

特に最終盤の展開・ラストシーンはその雰囲気が顕著で、「終わりよければ」でとても良い作品になっていると思います。

それにしてもドラゴンボールとスラムダンクと一緒に三枚看板を形成していた頃のジャンプは豪華すぎます。

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14位:SPY×FAMILY ( 遠藤達哉 ) 283万部

  • 掲載サイト:少年ジャンプ+ ( 集英社 )
  • 巻数:12巻 ( 2019 – 連載中 )
  • 累計発行部数:3400万部
  • 1巻あたり平均:283万部 ( = 3400万部 / 12巻 )
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13位:鋼の錬金術師 ( 荒川弘 ) 296万部

  • 掲載誌:月刊少年ガンガン ( スクウェア・エニックス )
  • 巻数:全27巻 ( 2001 – 2010 ) / 完全版18巻
  • 累計発行部数:8000万部 ( 全世界 )
  • 1巻あたり平均:296万部 ( = 8000万部 / 27巻 )
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兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。しかしその代償はあまりにも高すぎた…。錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。そして兄弟は、すべてを取り戻すための長い旅に出る…。

SQUARE ENIX HPより

20年ほど前に連載開始したマンガですが、個人的にあまり古い感じがしないマンガです。今の子どもが初めて読んでもスッと入っていけそうな感じがしました。

バトルマンガですが、いわゆるお決まりの構図から脱却しています。「苦戦しつつも結局は主人公が最強」・「主人公がボスを倒す」という勧善懲悪の型にハマっていません

やはり冒険ものは面白いです。主人公の旅する目的は家族を取り戻したいという動機で、感情移入もしやすいです。

ダークファンタジーなんですが、あまりとがった感じがしない、王道の少年マンガらしい少年マンガではないでしょうか。

12位:NARUTO -ナルト- ( 岸本斉史 ) 342万部

忍び五大国の一国、火の国の中にある木ノ葉隠れの里。里に住むうずまきナルトは、忍者学校の試験に何度も落ちているおちこぼれ。赤ん坊のときに、里を襲った化け狐の尾獣九尾をその体内に封印されている人柱力であるため、里の人々からうとんじられ、孤独な生活を送るナルトだったが、夢は里の長である火影になること。忍者学校の卒業試験に合格し、忍となったナルトは、同じ班に配属されたうちはサスケ、春野サクラたちと共に困難な任務に挑んでいく。

マンガペディアより

ナルトで個人的に気に入っているのは、ジャンプのステレオタイプから外れたバトル描写です。

ナルトのチャクラ = ドラゴンボールの気 = ハンタのオーラという感じで、チャクラという概念自体はよくあるヤツです。ただ、それをそのまま飛ばすのではなく火や雷というように属性を付与しているところがカッコいい。

忍者というファクターも相まって世界人気が爆発しましたが、独自のバトル描写というのも人気に大きく寄与したと思います。

あと特筆すべきは、ひたすらナルトとサスケの因縁を72巻かけて描き続け、描き切ったところですね。本当に素晴らしいと思います。

11位:呪術廻戦 ( 芥見下々 ) 346万部

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?

集英社HPより

ハガレンが王道のダークファンタジーだとすると、呪術は邪道のダークファンタジーだと思います。

色々なマンガから影響を受けていると言われますが、それらのごった煮の要素を上手く昇華しています。それが現代の中高生にウケて売れたのではないでしょうか。

私の印象ではベルセルクの影響を特に強く感じます。作者による主人公イジメの構図がまさしくそれです。

10位:北斗の拳 ( 原作:武論尊 / 作画:原哲夫 ) 370万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全27巻 ( 1983 – 1988 ) / 愛蔵版15巻 / 文庫版15巻 / 完全版14巻 ( 小学館 ) / 究極版18巻 ( 徳間書店 )
  • 累計発行部数:1億部 ( 全世界 )
  • 1巻あたり平均:370万部 ( = 1億部 / 27巻 )
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9位:タッチ ( あだち充 ) 385万部

  • 掲載誌:週刊少年サンデー ( 小学館 )
  • 巻数:全26巻 ( 1981 – 1986 ) / ワイド版11巻 / 文庫版14巻 / 完全版12巻 / 完全復刻版26巻
  • 累計発行部数:1億部
  • 1巻あたり平均:385万部 ( = 1億部 / 26巻 )
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8位:進撃の巨人 ( 諌山創 ) 412万部

今から107年前、人類は突如出現した人を食う巨人によって滅亡の危機に立たされた。生き残った人類は、ウォール・マリア、ウォール・ローゼ、ウォール・シーナという巨大な三重の壁の内側に生活圏を確保し、壁外への自由と引き換えに辛うじて侵略を防いでいた。

壁の内側に住む人類は、巨人の脅威を忘れて平和な日々の生活を送っていたが、想像を絶する巨大な巨人の出現により、絶望的な戦いが始まってしまう。

壁の外の世界を夢見る少年エレン・イェーガーは家族を失った憎しみで巨人に立ち向かう。

マンガペディアより

今振り返ってみても別マガ創刊号に載った第1話のバズり具合はすさまじかったです。

出オチとか、最初がピークとか、冷めた意見を見事ハネのけて別マガの看板に収まり、10年以上にわたって骨太・重厚・硬派な少年マンガを貫きました。

あらゆる面で優れたマンガでしょうが、どこが一番かというと世界観だと思います。作りこまれた世界観を徐々に読者に提示していく緻密さは月刊連載だったからこそだと思います。

少年マンガの人気作は週刊連載モノが多く、ライブ感が売りになっています。進撃はその逆で、非常にカチッと計算された物語展開で、そこが一番の魅力になっています。

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7位:鉄腕アトム ( 手塚治虫 ) 435万部

  • 掲載誌:少年 ( 光文社 / 1952 – 1968 )
  • 巻数:秋田書店版21巻 + 別巻2巻 / 手塚治虫漫画全集18巻 + 別巻2巻 / 手塚治虫文庫全集9巻 + 別巻1 ( 版多数のため抜粋 )
  • 累計発行部数:1億部
  • 1巻あたり平均:435万部 ( = 1億部 / (21巻+2巻) )
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  • 備考:オーソドックスな分量 ( 1巻210ページ程度 ) でまとめられた秋田書店版を用いて1巻あたり平均を算出

6位:ONE PIECE ( 尾田栄一郎 ) 477万部

広大な海が広がる世界。そこには数多の海賊たちが存在していた。海賊たちは4つの海とグランドラインと呼ばれる航路で海の覇権を日々争う。東の海のフーシャ村に住むモンキー・D・ルフィは、グランドラインを制覇したと言われる伝説の海賊ゴールド・ロジャーが残したという「ひとつなぎの大秘宝」を見つけ海賊王になるため大海原の冒険へと旅立つ。

マンガペディアより

ワンピースはエピソードが多いのでどのエピソードが好きかで盛り上がれるところが良いですよね。誰しもそういう会話をしたことがあると思います。

頂上決戦までのエピソードが評判良くて、2年後以降はイマイチというのが一般的な評価ですが、個人的にはホールケーキアイランドもまとめ読みすると好きです。

ルフィが1対1で死力を尽くして戦うエピソードがやはり面白いです。

5位:SLAM DUNK ( 井上雄彦 ) 548万部

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ ( 集英社 )
  • 巻数:全31巻 ( 1990 – 1996 ) / 完全版24巻 / 新装再編版20巻
  • 累計発行部数:1億7000万部
  • 1巻あたり平均:548万部 ( = 1億7000万部 / 31巻 )
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湘北高校に入学した桜木花道は、中学時代は近隣に名を轟かせる不良少年だった。入学後、同じ高校に通う赤木晴子にバスケット部への入部を勧められる。それまではバスケットボールに興味のなかった花道だったが、晴子の関心を得るためバスケットボール部に入部をする。湘北高校はバスケットボール界では無名だったが、才能を持ったキャプテンで晴子の兄でもある赤木剛憲がいた。また、中学時代に名を上げた流川楓が入部してくる。休部していたメンバーも加わり、湘北高校バスケットボール部は高校バスケットボール界で最も権威のあるインターハイを目指し動き出すのだった。

マンガペディアより

スラムダンクの魅力は、湘北高校の面々の魅力に尽きると思います。

一人ひとりに見せ場があって、その見せ場が試合展開に応じて適切に配置されている上手さのようなものを読み返すたびに感じます。

個人的に好きなのは陵南戦です。やはり2回試合するライバル感が良いですよね。特に田岡監督が好きです。

読んでいない人などいない前提で語りましたが、もし万が一読んでいなければ、お願いですから読んでください。ただ、電子書籍化はされていないのでその点だけ注意が必要です。

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4位:DRAGON BALL ( 鳥山明 ) 619万部

山奥に住む怪力で、メチャクチャ元気な孫悟空。ある日悟空は、七つ揃うとどんな願いも叶うという、ドラゴンボールを探すブルマに出会う。彼女とともに、悟空もハラハラドキドキの旅へ出発する!

集英社HPより

最も優れたマンガを挙げよ、と言われればこのドラゴンボールになるかと思います。

それは単に世界的な人気とか、売上とかも理由のひとつですが、コマ割りをはじめとするマンガ技法がとにかく巧みで現代マンガというものを確立したのがドラゴンボールだと思っているからです。

マンガの専門家でもないのに恐縮ですが、マンガを作ったのは手塚治虫でしょうが、そのマンガを昇華させたのは鳥山明ではないでしょうか。

マンガが上手さばかり語ってしましたが、話の面白さの方も当然素晴らしいです。世界で1番人気なマンガというのも当然だと思わされます。

3位:鬼滅の刃 ( 吾峠呼世晴 ) 652万部

時は大正時代。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変する。唯一生き残ったものの、鬼に変貌した妹・禰豆子を元に戻すため、また家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つ!! 血風剣戟冒険譚、開幕!!

集英社HPより

色々なアシストはありましたが、売れるべくして売れた傑作だと思っています。

やはりマンガが上手いです。鬼と人間は一歩間違えれば逆だったかもしれないという対比で描いたシーンが、一読では気づかないほどたくさんあります。

特にクライマックスにかけての連戦・盛り上がりと、人気絶頂にも関わらず物語としてあるべきタイミングでスパッと終わったことが素晴らしいです。この作品の価値を押し上げています。

これほどの人気・上手さ・面白さを兼ねそろえた作品が次いつ出るのか、待ち遠しくてたまりません。何十年と待たないと出てこないかも…。

2位:ブラック・ジャック ( 手塚治虫 ) 704万部

  • 掲載誌:週刊少年チャンピオン ( 秋田書店 )
  • 巻数:全25巻 ( 1973 – 1983 ) / 手塚治虫漫画全集22巻 / 手塚治虫文庫全集12巻 ( 版多数のため抜粋 )
  • 累計発行部数:1億7600万部 ( 全世界 )
  • 1巻あたり平均:704万部 ( = 1億7600万部 / 25巻 )
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1位:デビルマン ( 永井豪 ) 1000万部

  • 掲載誌:週刊少年マガジン ( 講談社 )
  • 巻数:全5巻 ( 1972 – 1973 ) / 文庫版4巻 / 愛蔵版3巻 ( 小学館 ) / オリジナル版3巻 ( 小学館 ) ( 版多数のため抜粋 )
  • 累計発行部数:5000万部 ( 全世界 )
  • 1巻あたり平均:1000万部 ( = 5000万部 / 5巻 )
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心優しくも気弱な少年・不動明は、“負の遺産”により、悪魔の肉体と人間の心を宿すデビルマンとなってしまう! 忍び寄る悪魔の襲撃に明は……!?

講談社HPより

デビルマンを読んだのはずいぶん前ですが噂にたがわぬ衝撃的な内容は今でも強く心に残っています。

発表から半世紀以上経つマンガなので古い感じもしましたが、それ以上にこのマンガにしかない熱の方が印象に残っています。

本作のダークな作風は後世のあらゆる作品に影響を与えたとよく聞きますが、この作品がなければ生まれなかった作品が多数あるというのは本当にその通りなのだと思います。

「1巻あたり平均部数:200万部超え」は選ばれし27作品のみ

デビルマンが1位となりました!

今では古典名作のポジションですが、当時の人気はすさまじく全世界で売れまくっていたようです。

ドラゴンボールやナルトと比べて世界人気の印象は少し薄いですが、実はヨーロッパをはじめ世界中で人気とのこと。

100万部超え作品は全101作でしたが、200万部超えは一気に減って全27作でした。この27作はいよいよ選ばれし感が強いですね。深堀りしてみます。

【ベストテン】

  • デビルマン(1位) / ブラック・ジャック(2位) / 鉄腕アトム(7位)永井豪・手塚治虫の古典名作が3作ベストテン入り
  • 200万部越え全27作のうち13作がジャンプ作品
    • そのうち 鬼滅の刃(3位) / DRAGON BALL(4位) / SLAM DUNK(5位) / ONE PIECE(6位) / 北斗の拳(10位)計5作ベストテン入り
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  • ベストテン残り2作進撃の巨人(8位)タッチ(9位)

【ベストテンを逃した200万部超え作品】

  • ベストテンを逃したジャンプ作品は 呪術廻戦(11位) / NARUTO(12位) / SPY×FAMILY(14位) / 幽☆遊☆白書(15位) / DEATH NOTE(19位) / HUNTER×HUNTER(22位) / 僕のヒーローアカデミア(24位) / 約束のネバーランド(26位)の8作
  • 他少年誌からは鋼の錬金術師(13位) / 名探偵コナン(16位) / 東京卍リベンジャーズ(23位) / みゆき(27位)がランクイン
  • 青年誌ランクインは寄生獣(18位) / 行け!稲中卓球部(25位) 、少女誌ランクインは美少女戦士セーラームーン(17位) / NANA(21位)、さらにアニメ誌からは風の谷のナウシカ(20位) がランクイン

なお、全世界集計が発表されていない作品も多く、全作品同条件での比較にはなっていませんので、その点はご留意ください。

今後もどんどん100万部超え・200万部超えの作品が出てくることを期待しましょう。

以上です!

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