2008年に開始したマンガ大賞は、2024年で第17回となりました。その間のノミネート作品数は、延べ160作品になります。
これら160作全てを読んだことがある人はなかなかいないと思います。絵柄・巻数・掲載誌すら知らない作品が多数あるのではないでしょうか。
あるいはTVドラマなどで知っていたけど、マンガだとは思わなかったということもあるかもしれません。マンガ大賞ノミネート作はアニメ・実写問わず数多く映像化されています。
本記事ではこれらの情報を網羅的にまとめましたが、長くなりすぎたので記事を分けました。2020年代は別記事をご覧ください。次に読みたいマンガを見つけるのに役立てていただければと思います。
ちなみに「160作品」というのは案外少なく感じるでしょうか? これまで17回開催されているので、1回あたり10作品以下しかノミネートしていないように見えます。
これには実はからくりがあって、2回以上ノミネートしている作品がたくさんあります。
こちらの記事では、せっかく何度もノミネートしたのに大賞を逃し続けた「惜しい」作品に着目してみました。こちらも是非ご覧ください。
第1回:2008年マンガ大賞 ノミネート作品
2008年のマンガ大賞は「岳」が受賞しました。デビュー作で大賞を受賞した石塚真一は、2016年に「BLUE GIANT」でもマンガ大賞3位にノミネートしています。両作品とも映画化されているのも共通点ですね。
この年の特徴はなんといっても、よしながふみの3作品ノミネートです。特に16年間も連載が続いた「大奥」と、現在も連載が続いている「きのう何食べた?」はよしながふみのライフワークです。
他には2位「よつばと!」・10位「夏目友人帳」もライフワークのような作品になっています。現在も連載が続いていますが、完結まで読まずに取っておくというのがもったいない、素晴らしい作品です。
2008年 マンガ大賞 ( 68P獲得 ) :岳 ( 石塚真一 )
2008年 2位 ( 49P獲得 ) :よつばと! ( あずまきよひこ )
2008年 3位タイ ( 43P獲得 ) :海街diary ( 吉田秋生 )
2008年 3位タイ ( 43P獲得 ) :フラワー・オブ・ライフ ( よしながふみ )
2008年 5位 ( 42P獲得 ) :君に届け ( 椎名軽穂 )
2008年 6位 ( 40P獲得 ) :大奥 ( よしながふみ )
2008年 7位 ( 35P獲得 ) :皇国の守護者 ( 原作:佐藤大輔 / 作画:伊藤悠 )
2008年 8位 ( 27P獲得 ) :とめはねっ! 鈴里高校書道部 ( 河合克敏 )
2008年 9位 ( 26P獲得 ) :もやしもん ( 石川雅之 )
2008年 10位 ( 23P獲得 ) :夏目友人帳 ( 緑川ゆき )
2008年 11位 ( 20P獲得 ) :ひまわりっ 〜健一レジェンド〜 ( 東村アキコ )
2008年 12位 ( 19P獲得 ) :きのう何食べた? ( よしながふみ )
第2回:2009年マンガ大賞 ノミネート作品
2009年のマンガ大賞は「ちはやふる」が受賞しました。友情・努力・勝利おまけで恋愛という異色の少女マンガです。男性読者にも広く受け入れられ、競技かるたの普及に大きく貢献しました。
この年のマンガ大賞は特にハイレベルでして、2位の「宇宙兄弟」はこちらの記事でも述べた通り大賞を逃した作品の中で一番惜しい作品でした。3位の「3月のライオン」は2年後に大賞を受賞しますし、1~3位のレベルが特に高いです。
上位3作品に加えて、4位「深夜食堂」・6位「聖☆おにいさん」と長期連載が多いこともこの年の特徴です。このうち「ちはやふる」は15年の連載期間を終えて最近完結しましたが、他作品は今なお連載が続いています。
2009年 マンガ大賞 ( 102P獲得 ) :ちはやふる ( 末次由紀 )
2009年 2位 ( 94P獲得 ) :宇宙兄弟 ( 小山宙哉 )
2009年 3位 ( 65P獲得 ) :3月のライオン ( 羽海野チカ )
2009年 4位 ( 47P獲得 ) :深夜食堂 ( 安倍夜郎 )
2009年 5位 ( 46P獲得 ) :青春少年マガジン1978〜1983 ( 小林まこと )
2009年 6位 ( 45P獲得 ) :聖☆おにいさん ( 中村光 )
2009年 7位 ( 43P獲得 ) :とめはねっ! 鈴里高校書道部 ( 河合克敏 )
2009年 8位 ( 36P獲得 ) :ママはテンパリスト ( 東村アキコ )
2009年 9位 ( 25P獲得 ) :トリコ ( 島袋光年 )
2009年 10位 ( 15P獲得 ) :よんでますよ、アザゼルさん。 ( 久保保久 )
第3回:2010年マンガ大賞 ノミネート作品
2010年のマンガ大賞は「テルマエ・ロマエ」が受賞しました。受賞当時は1巻のみしか出ておらず、2023年現在までのマンガ大賞の歴史上、最も早いタイミングでの受賞でした。
2位は2年連続で「宇宙兄弟」。刊行ペースが遅ければ3年目以降でのリベンジもあったのかもしれませんが、翌年には9巻が出て、マンガ大賞のノミネート基準を卒業してしまいます。
この年はノミネート10作品のうち7作品が実写映画化されているのが特徴的です。マンガ大賞ノミネート作の実写化は多いのですが、その傾向が一番強かったのがこの年です。
2010年 マンガ大賞 ( 94P獲得 ) :テルマエ・ロマエ ( ヤマザキマリ )
2010年 2位 ( 89P獲得 ) :宇宙兄弟 ( 小山宙哉 )
2010年 3位 ( 60P獲得 ) :バクマン。 ( 原作:大場つぐみ / 作画:小畑健 )
2010年 4位 ( 55P獲得 ) :アイアムアヒーロー ( 花沢健吾 )
2010年 5位 ( 48P獲得 ) :娚の一生 ( 西炯子 )
2010年 6位 ( 47P獲得 ) :虫と歌 市川春子作品集 ( 市川春子 )
2010年 7位 ( 46P獲得 ) :海月姫 ( 東村アキコ )
2010年 8位 ( 44P獲得 ) :モテキ ( 久保ミツロウ )
2010年 9位 ( 25P獲得 ) :高校球児ザワさん ( 三島衛里子 )
2010年 10位 ( 23P獲得 ) :アオイホノオ ( 島本和彦 )
第4回:2011年マンガ大賞 ノミネート作品
2011年のマンガ大賞は「3月のライオン」が受賞しました。2年前は3位にノミネートしていましたが、そのリベンジを果たした形です。本作は重要なマンガ賞をほぼ総なめにしていて、すごすぎます。
2位は「乙嫁語り」ですが、この作品もまた数年後に大賞を受賞します。3位は「アイアムアヒーロー」でして、こちらは大賞には届きませんでしたが、来年・再来年と3年連続でノミネートを果たします。
この年に連載開始した「進撃の巨人」は7位。もっと後の年になりますが「鬼滅の刃」に至ってはノミネートすらしておらず、今振り返ると評価しきれていなかった作品もポツポツある印象です。
2011年 マンガ大賞 ( 75P獲得 ) :3月のライオン ( 羽海野チカ )
2011年 2位 ( 55P獲得 ) :乙嫁語り ( 森薫 )
2011年 3位 ( 51P獲得 ) :アイアムアヒーロー ( 花沢健吾 )
2011年 4位 ( 50P獲得 ) :花のズボラ飯 ( 原作:久住昌之 / 作画:水沢悦子 )
2011年 5位 ( 47P獲得 ) :失恋ショコラティエ ( 水城せとな )
2011年 6位 ( 42P獲得 ) :さよならもいわずに ( 上野顕太郎 )
2011年 7位 ( 41P獲得 ) :進撃の巨人 ( 諌山創 )
2011年 8位 ( 38P獲得 ) :刻刻 ( 堀尾省太 )
2011年 9位 ( 36P獲得 ) :ましろのおと ( 羅川真里茂 )
2011年 10位タイ ( 35P獲得 ) :ドリフターズ ( 平野耕太 )
2011年 10位タイ ( 35P獲得 ) :ドントクライ、ガール ( ヤマシタトモコ )
2011年 12位 ( 27P獲得 ) :主に泣いてます ( 東村アキコ )
2011年 13位 ( 21P獲得 ) :SARU ( 五十嵐大介 )
第5回:2012年マンガ大賞 ノミネート作品
2012年のマンガ大賞は「銀の匙 Silver Spoon」が受賞しました。2010年に「鋼の錬金術師」を完結させた荒川弘が、間髪入れずに打ち出した次作は全く毛色の違う作品でした。安定した面白さが評価された形です。
この年は計15作品がノミネートし、マンガ大賞史上最もノミネート作品数が多い年です。ノミネート作品を眺めると掲載誌・出版社・ジャンルが本当にバラバラで、間口の広いマンガ賞だと改めて思わされた年でした。
2012年 マンガ大賞 ( 76P獲得 ) :銀の匙 Silver Spoon ( 荒川弘 )
2012年 2位 ( 61P獲得 ) :大東京トイボックス ( うめ )
2012年 3位 ( 57P獲得 ) :信長協奏曲 ( 石井あゆみ )
2012年 4位 ( 49P獲得 ) :昭和元禄落語心中 ( 雲田はるこ )
2012年 5位 ( 46P獲得 ) :25時のバカンス 市川春子作品集II ( 市川春子 )
2012年 6位 ( 43P獲得 ) :ドリフターズ ( 平野耕太 )
2012年 7位 ( 41P獲得 ) :グラゼニ ( 原作:森高夕次 / 作画:アダチケイジ )
2012年 8位 ( 40P獲得 ) :アイアムアヒーロー ( 花沢健吾 )
2012年 9位タイ ( 37P獲得 ) :外天楼 ( 石黒正数 )
2012年 9位タイ ( 37P獲得 ) :高杉さん家のおべんとう ( 柳原望 )
2012年 11位 ( 32P獲得 ) :日々ロック ( 榎屋克優 )
2012年 12位 ( 28P獲得 ) :惡の華 ( 押見修造 )
2012年 13位 ( 27P獲得 ) :四月は君の嘘 ( 新川直司 )
2012年 14位 ( 24P獲得 ) :鬼灯の冷徹 ( 江口夏実 )
2012年 15位 ( 12P獲得 ) :となりの関くん ( 森繁拓真 )
第6回:2013年マンガ大賞 ノミネート作品
2013年のマンガ大賞は「海街diary」が受賞しました。2008年の第1回に3位でノミネートして以降、マンガ大賞的には音沙汰が無かったのですが、5年越しのノミネートにして大賞を受賞しました。
2位は「乙嫁語り」。2年振り2度目のノミネートで、2回連続の2位。翌年に3度目の正直で大賞を受賞します。同じく2位タイなのが「ボールルームへようこそ」で、2位がタイで並んだのはこの年のみです。
6位の「暗殺教室」は、2009年の「トリコ」・2010年の「バクマン。」以来久々の週刊少年ジャンプ作品。こちらの記事にもある通りジャンプは「暗殺教室」までしばらく不作が続いていたのですが、この辺の時期から徐々に盛り返していきます。
2013年 マンガ大賞 ( 89P獲得 ) :海街diary ( 吉田秋生 )
2013年 2位タイ ( 78P獲得 ) :乙嫁語り ( 森薫 )
2013年 2位タイ ( 78P獲得 ) :ボールルームへようこそ ( 竹内友 )
2013年 4位 ( 43P獲得 ) :ハイスコアガール ( 押切蓮介 )
2013年 5位 ( 58P獲得 ) :俺物語!! ( 原作:河原和音 / 作画:アルコ )
2013年 6位 ( 40P獲得 ) :暗殺教室 ( 松井優征 )
2013年 7位 ( 35P獲得 ) :九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 ( 九井諒子 )
2013年 8位 ( 35P獲得 ) :人間仮免中 ( 卯月妙子 )
2013年 9位 ( 30P獲得 ) :テラフォーマーズ ( 原作:貴家悠 / 作画:橘賢一 )
2013年 10位タイ ( 29P獲得 ) :ぼくらのフンカ祭 ( 真造圭伍 )
2013年 10位タイ ( 29P獲得 ) :山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記 ( 岡本健太郎 )
第7回:2014年マンガ大賞 ノミネート作品
2014年のマンガ大賞は「乙嫁語り」が受賞しました。3度目のノミネートにして大賞を受賞したのはこの作品のみです。
実は2位の「僕だけがいない街」も計3回ノミネートした作品。こちらは徐々に順位を下げていったため、「乙嫁語り」とは明暗が分かれてしまいました。
九井諒子は昨年の「竜のかわいい七つの子」に続いて「ひきだしにテラリウム」で2年連続の短編賞ノミネート。その後の長編連載「ダンジョン飯」含め、マンガ大賞の常連作家です。
2014年 マンガ大賞 ( 94P獲得 ) :乙嫁語り ( 森薫 )
2014年 2位 ( 82P獲得 ) :僕だけがいない街 ( 三部けい )
2014年 3位 ( 66P獲得 ) :さよならタマちゃん ( 武田一義 )
2014年 4位 ( 59P獲得 ) :七つの大罪 ( 鈴木央 )
2014年 5位 ( 54P獲得 ) :ひきだしにテラリウム ( 九井諒子 )
2014年 6位 ( 46P獲得 ) :重版出来! ( 松田奈緒子 )
2014年 7位 ( 43P獲得 ) :ワンパンマン ( 原作:ONE / 作画:村田雄介 )
2014年 8位 ( 32P獲得 ) :亜人 ( 桜井画門 )
2014年 9位 ( 31P獲得 ) :足摺り水族館 ( panpanya )
2014年 10位 ( 9P獲得 ) :坂本ですが? ( 佐野菜見 )
第8回:2015年マンガ大賞 ノミネート作品
2015年のマンガ大賞は「かくかくしかじか」が受賞しました。東村アキコは第1回から4年連続、しかも全て別作品でノミネートしていて、この「かくかくしかじか」では5度目のノミネートにして大賞を勝ち取った形です。
2010年に「虫と歌」、2012年に「25時のバカンス」と短編集が連続ノミネートしていた市川春子の初長編「宝石の国」が13位ノミネート。デビューから3作連続でノミネートしているのは3人のみです ( 残り2人は藤本タツキと和山やま ) 。
2015年 マンガ大賞 ( 80P獲得 ) :かくかくしかじか ( 東村アキコ )
2015年 2位 ( 66P獲得 ) :子供はわかってあげない ( 田島列島 )
2015年 3位 ( 65P獲得 ) :聲の形 ( 大今良時 )
2015年 4位 ( 57P獲得 ) :僕だけがいない街 ( 三部けい )
2015年 5位 ( 49P獲得 ) :BLUE GIANT ( 石塚真一 )
2015年 6位 ( 40P獲得 ) :ボールルームへようこそ ( 竹内友 )
2015年 7位 ( 38P獲得 ) :イノサン ( 坂本眞一 )
2015年 8位 ( 36P獲得 ) :僕のヒーローアカデミア ( 堀越耕平 )
2015年 9位 ( 35P獲得 ) :王様達のヴァイキング ( さだやす / ストーリー協力:深見真 )
2015年 10位 ( 30P獲得 ) :累 ( 松浦だるま )
2015年 11位 ( 28P獲得 ) :月刊少女野崎くん ( 椿いづみ )
2015年 12位 ( 20P獲得 ) :魔法使いの嫁 ( ヤマザキコレ )
2015年 13位 ( 18P獲得 ) :宝石の国 ( 市川春子 )
2015年 14位 ( 8P獲得 ) :ドミトリーともきんす ( 高野文子 )
第9回:2016年マンガ大賞 ノミネート作品
2016年のマンガ大賞は「ゴールデンカムイ」が受賞しました。この賞の受賞資格は8巻以内であることなのですが、本作は刊行ペースが早く、実はこの年が唯一のチャンスでした。それを逃さず受賞したのはさすがです。
2位は「ダンジョン飯」。この作品はマンガ大賞で唯一4回ノミネートした作品です。翌年以降は徐々に順位を落としていしまうのですが、「宇宙兄弟」と並んで一番惜しかった作品だったと言えるでしょう。
2016年 マンガ大賞 ( 91P獲得 ) :ゴールデンカムイ ( 野田サトル )
2016年 2位 ( 78P獲得 ) :ダンジョン飯 ( 九井諒子 )
2016年 3位 ( 68P獲得 ) :BLUE GIANT ( 石塚真一 )
2016年 4位 ( 55P獲得 ) :僕だけがいない街 ( 三部けい )
2016年 5位 ( 49P獲得 ) :百万畳ラビリンス ( たかみち )
2016年 6位 ( 43P獲得 ) :波よ聞いてくれ ( 沙村広明 )
2016年 7位 ( 42P獲得 ) :恋は雨上がりのように ( 眉月じゅん )
2016年 8位 ( 38P獲得 ) :町田くんの世界 ( 安藤ゆき )
2016年 9位 ( 29P獲得 ) :東京タラレバ娘 ( 東村アキコ )
2016年 10位 ( 28P獲得 ) :岡崎に捧ぐ ( 山本さほ )
2016年 11位 ( 25P獲得 ) :とんかつDJアゲ太郎 ( 原案:イーピャオ / 漫画:小山ゆうじろう )
第10回:2017年マンガ大賞 ノミネート作品
2017年のマンガ大賞は「響 〜小説家になる方法〜」が受賞しました。ここまで大賞受賞作の掲載誌は完全にバラバラでしたが、本作は第1回の「岳」以来のビッグコミック系列からの受賞です。
2位の「金の国 水の国」はわずか3P差でした。ちなみに2位というのは1巻完結作では最高順位です。本作以降、「我らコンタクティ」と「ルックバック」も2位ノミネートを果たしますが、1巻完結作の大賞受賞はいまだにありません。
この年はマンガ大賞10周年でして、これまでにノミネートした作品の総数は100作を超えました。
2017年 マンガ大賞 ( 67P獲得 ) :響 〜小説家になる方法〜 ( 柳本光晴 )
2017年 2位 ( 64P獲得 ) :金の国 水の国 ( 岩本ナオ )
2017年 3位 ( 63P獲得 ) :ダンジョン飯 ( 九井諒子 )
2017年 4位 ( 60P獲得 ) :アオアシ ( 小林有吾 )
2017年 5位 ( 48P獲得 ) :波よ聞いてくれ ( 沙村広明 )
2017年 6位 ( 43P獲得 ) :約束のネバーランド ( 原作:白井カイウ / 作画:出水ぽすか )
2017年 7位 ( 42P獲得 ) :ゴールデンゴールド ( 堀尾省太 )
2017年 8位 ( 37P獲得 ) :ファイアパンチ ( 藤本タツキ )
2017年 9位 ( 33P獲得 ) :ハイスコアガール ( 押切蓮介 )
2017年 10位 ( 30P獲得 ) :からかい上手の高木さん ( 山本崇一朗 )
2017年 11位 ( 20P獲得 ) :私の少年 ( 高野ひと深 )
2017年 12位 ( 18P獲得 ) :東京タラレバ娘 ( 東村アキコ )
2017年 13位 ( 9P獲得 ) :空挺ドラゴンズ ( 桑原太矩 )
第11回:2018年マンガ大賞 ノミネート作品
2018年のマンガ大賞は「BEASTARS」が受賞しました。デビュー作が大賞受賞というのは第1回 ( 2008年 ) の大賞「岳」以来です。
2位の「我らコンタクティ」は、昨年の「金の国 水の国」に続く1巻完結作。森田るいは寡作で、単行本になったのはこの作品のみです。
この年はチャンピオン・マガジン・ジャンプの週刊少年誌から4作品がノミネートしました。残念ながらマガジンからのノミネートはありませんでしたが、週刊少年誌が比較的弱いこのマンガ賞にしては珍しい年でした。
2018年 マンガ大賞 ( 78P獲得 ) :BEASTARS ( 板垣巴留 )
2018年 2位 ( 68P獲得 ) :我らコンタクティ ( 森田るい )
2018年 3位 ( 56P獲得 ) :凪のお暇 ( コナリミサト )
2018年 4位 ( 52P獲得 ) :ダンジョン飯 ( 九井諒子 )
2018年 5位 ( 47P獲得 ) :不滅のあなたへ ( 大今良時 )
2018年 6位 ( 46P獲得 ) :ランウェイで笑って ( 猪ノ谷言葉 )
2018年 7位 ( 42P獲得 ) :とんがり帽子のアトリエ ( 白浜鴎 )
2018年 8位 ( 40P獲得 ) :メイドインアビス ( つくしあきひと )
2018年 9位 ( 38P獲得 ) :映像研には手を出すな! ( 大童澄瞳 )
2018年 10位 ( 28P獲得 ) :映画大好きポンポさん ( 杉谷庄吾【人間プラモ】 )
2018年 11位 ( 26P獲得 ) :約束のネバーランド ( 原作:白井カイウ / 作画:出水ぽすか )
2018年 12位 ( 13P獲得 ) :ゴールデンゴールド ( 堀尾省太 )
第12回:2019年マンガ大賞 ノミネート作品
2019年のマンガ大賞は「彼方のアストラ」が受賞しました。「webマンガの大賞受賞」・「完結後の大賞受賞」というのはいずれも本作が初でした。
この年はハルタから3作品、月刊モーニングtwoから2作品がノミネートしました。他のノミネート作も含め、全体的にサブカルな印象が強めの年でした。
2019年 マンガ大賞 ( 94P獲得 ) :彼方のアストラ ( 篠原健太 )
2019年 2位 ( 78P獲得 ) :ミステリと言う勿れ ( 田村由美 )
2019年 3位 ( 73P獲得 ) :ブルーピリオド ( 山口つばさ )
2019年 4位 ( 45P獲得 ) :違国日記 ( ヤマシタトモコ )
2019年 5位 ( 41P獲得 ) :サザンと彗星の少女 ( 赤瀬由里子 )
- マンガ大賞ノミネート:通算116作目
- 掲載サイト:トーチweb ( リイド社 )
- 巻数:全2巻 ( 2005 – 2018 )
- Wikipedia:なし / 担当編集による作品紹介
2019年 6位 ( 40P獲得 ) :北北西に曇と往け ( 入江亜季 )
2019年 7位 ( 39P獲得 ) :金剛寺さんは面倒臭い ( とよ田みのる )
2019年 8位 ( 38P獲得 ) :メタモルフォーゼの縁側 ( 鶴谷香央理 )
2019年 9位 ( 33P獲得 ) :ハクメイとミコチ ( 樫木祐人 )
2019年 10位 ( 25P獲得 ) :凪のお暇 ( コナリミサト )
2019年 11位 ( 23P獲得 ) :ダンジョン飯 ( 九井諒子 )
2019年 12位 ( 22P獲得 ) :ゴールデンゴールド ( 堀尾省太 )
2019年 13位 ( 19P獲得 ) :1122 ( 渡辺ペコ )
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